自動車保険の仕組みをわかりやすく解説しています。

騒音運転等の違反点数・反則金・罰金

公開日:
最終更新日:

騒音運転に該当する行為としては以下のようなモノがあります。

  • 急発進
  • 急加速
  • 空ぶかし

このような行為を正当な理由なく行った場合には、道路交通法における交通違反の処分対象になります。反則金を支払わなかった場合は、5万円以下の罰金になる事もあります。

交通違反の種類 違反点数 反則金
通常 酒気帯び 大型 普通 二輪 原付
0.15mg以上
0.25mg未満
0.25mg以上
騒音運転等 2点 14点 25点 7000円 6000円 6000円 5000円

騒音運転自体は特に危険な行為ではありませんので処分内容は軽めに設定されていますが、付近に住む人や歩行者にとっては迷惑行為になります。

どうしても急発進や空ぶかしをしたい場合にはサーキット場に行くなどして、誰にも迷惑をかけることなくストレスを発散するようにして下さい。

急発進のデメリット

停止状態からアクセルを一気に踏み込むと、タイヤが音を鳴らしながら発進します。これを急発進と言います。急発進はレーサーになったようで気分が良いかもしれませんが、タイヤに大きな負荷がかかります。

タイヤに大きな負荷がかかると、当然タイヤの劣化スピードが速くなりますので、気がつかないうちに溝がなくなったりひび割れなどを起こします。タイヤは車を安全に走行させる為の重要な部分ですので、ここが摩耗するとちょっとしたトラブルで交通事故につながる危険性が高まります。

急加速のデメリット

AT車であれば、上り坂などを走行中にアクセルをぐっと踏み込むと、自動的に低速のギアに切り替わって車を急加速させる事が出来ます。しかし、急加速をすることによって回転数が急激に上がりますので、それに比例してガソリンの消費量も上がる事になります。

燃費に良いとされているエンジンの回転数は1500~2000回転と言われていますので、アクセルを踏み込み過ぎると燃費が悪くなりますし、エンジンに余計な痛みを与える事になります。

空ぶかしのデメリット

ギアをニュートラルにするかクラッチを踏んだままアクセルを踏み込めば空ぶかしが出来ますが、空ぶかしをすればエンジンの回転数が上がりますので、燃費やエンジンが悪くなるのは間違いありません。

また、通常よりも排出ガスの量がはるかに多くなりますので、環境にとってもかなりの悪影響になります。レーサーの方達が行う空ぶかしは、エンジンを温めたり観客にレースを実感させるなどのきちんとした目的がありますが、環境面を考えるとアウトになると思います。

関連記事

よく読まれている記事