使用目的を「業務用」「通勤通学」「日常レジャー」にそれぞれ設定した場合の任意自動車保険料の割引率と前提条件は以下の通りです。割引率は業務用を基準にしています。
前提条件
- 主に車に乗る人の年齢は30歳
- ノンフリート等級は6S等級
- 自動車運転免許の色はゴールド
- 運転者は家族限定
- 対人・対物補償は無制限
- 車両保険は無し
- 車のタイプは普通乗用車
使用目的 | 年間保険料 | 割引率 |
---|---|---|
業務用 | 240,020円 | 0%(基準) |
通勤通学 | 58,210円 | 76% |
日常レジャー | 47,650円 | 80% |
保険料の試算はおとなの自動車保険さんで行いました。 |
今回の試算では使用目的を業務用にした場合が最も保険料が高く、日常レジャーにした場合が最も保険料が低くなっています。通勤通学を使用目的とした場合は、日常レジャーよりも少し割引率が不利になっていますが、大した違いではありません。
それよりも目を引かれるのが業務用車両の保険料です。試算中に業務用を選択した時点で選択肢から運転者の範囲がなくなったので、おそらく年齢制限が無制限で、運転手の範囲も無制限になったのだと思いますが、それにしてもこの保険料は高すぎます。普通はこれほど高くならないように色々条件や制限を設けますので、7~8万円程度に収まるのではないかと思います。
使用目的が変わったらすぐに契約変更手続きをしよう
自営業をされていた方で、もしその後にどこか別の会社に就職するようなことがあれば、使用目的が「業務用」から「通勤通学」に変更となり、任意自動車保険料が有利になるので、すぐに保険の見直しを行いましょう。
通勤で使われていた方も定年退職や早期リタイアなどで使用目的が日常レジャーに代わるようなことがあれば、退職後の支出を少しでも抑えることができるので、保険の見直しをすることをお勧めします。