年齢条件を「無制限」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」にそれぞれ設定した場合の任意自動車保険料の割引率と前提条件は以下の通りです。割引率は無制限を基準にしています。
前提条件
- 主に車に乗る人の年齢は30歳以上
- ノンフリート等級は10等級
- 年間走行距離は5,000km
- 自動車運転免許の色はゴールド
- 運転者は家族限定
- 対人・対物補償は無制限
- 車両保険は無し
年齢条件 | 年間保険料 | 割引率 |
---|---|---|
無制限 | 93,600円 | 0%(基準) |
21歳以上 | 47,000円 | 50% |
26歳以上 | 28,400円 | 70% |
30歳以上 | 27,100円 | 71% |
保険料の試算は自動車保険シミュレーションさんで行いました。 |
年齢条件を無制限にした場合を基準値としていますが、まずその基準値の保険料がとても高いです。この理由は21歳未満のドライバーの事故率が非常に高いからです。
少し古い記事ですが、私が調べた内容が年齢層別の交通事故率【平成28年度】に載っています。16歳~19歳の年齢層の方は、100人に18人が交通事故を起こしているようです。
さて、年齢条件を21歳以上にした場合ですが、保険料が一気に約50%割引になります。保険料を支払う側としては、確実に年齢制限を設けたいところです。
26歳以上になると約70%の割引率です。ここまでくればほぼ最高の割引率となっており、30歳以上と比べても大差のない割引率になっています。