後遺障害や死亡による逸失利益の計算をする為には、被害者の基礎収入額を算出する必要があります。基礎収入額は、原則として事故が起きる前の実収入を元にしますが、実収入が平均賃金よりも低かった時には賃金センサスによる平均賃金を用います。

この時の賃金センサスとは、census(センサス)=官庁の行う大規模調査の事を指していますので、日本語の単語として表すと「賃金構造基本統計調査」になります。

賃金センサスは毎年更新・発表されており、政府統計の総合窓口e-Statで公表されています。

⇒賃金センサスの最新結果一覧

賃金センサスによる最近の平均賃金

平成24年~平成27年の賃金構造基本統計調査における【第1表】年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額の統計表に掲載されているデータを参考にして、平均賃金を以下の表にまとめました。

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平均賃金の求め方は、統計表の企業規模計(10人以上)に掲載されているデータの「きまって支給する現金給与額」×12ヶ月+「年間賞与その他特別給与額」の計算式によって算出しています。

年度 平均賃金
男性 女性 男女計
平成27年 547万7000円 372万7100円 489万2300円
平成26年 536万400円 364万1200円 479万6800円
平成25年 524万1000円 353万9300円 468万9300円
平成24年 529万6800円 354万7200円 472万6500円

賃金センサスによる平均賃金の調査項目は、性別以外にも、年齢、学歴、企業規模、産業の種類などがあります。

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