自動車損害賠償責任保険(略称:自賠責保険)は強制保険とも言われている保険で、自動車やバイクを運行するにあたっては法律によって加入を義務付けられています。

法律によって義務付けられている事柄に違反すれば必ず罰則があると言う訳ではありませんが、自賠責保険未加入または有効期限が切れている時に検挙されれば、無保険運行と言う事で違反点数6点と1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる事になっています。

⇒無保険運行の違反点数・反則金・罰金

無保険運行の交通違反には反則金制度の適用はありませんので、違反が確定すれば前科が付く事になります。

自賠責保険に加入しているだけではダメ

自賠責保険に加入しているからと言って、必ず違反にならないと言う訳ではありません。自賠責保険について記している自動車損害賠償保障法によれば、自賠責保険への加入を証明する自賠責保険証明書と言う書類を車に備え付けていない場合には、30万円以下の罰金に処される事もあります。

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【自動車損害賠償保障法】
第三章 自動車損害賠償責任保険及び自動車損害賠償責任共済
第一節 自動車損害賠償責任保険契約又は自動車損害賠償責任共済契約の締結強制
(自動車損害賠償責任保険証明書の備付)
第八条  自動車は、自動車損害賠償責任保険証明書(前条第二項の規定により変更についての記入を受けなければならないものにあつては、その記入を受けた自動車損害賠償責任保険証明書。次条において同じ。)を備え付けなければ、運行の用に供してはならない。

第六章 罰則
第八十八条  次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
一  第八条又は第九条の三第一項若しくは第二項(第九条の五第三項及び第十条の二第四項において準用する場合を含む。)の規定に違反した者

自賠責保険未加入で任意自動車保険加入の場合

自賠責保険に加入していなければ車検を通す事は出来ませんので、通常であれば自賠責保険は未加入で任意自動車保険に加入していると言うケースは極めてまれだと思いますが、この場合でも道路を走行して検挙されれば無保険運行として違反キップを切られる事になります。

任意自動車保険には加入を義務づけられてはいませんのでそもそも罰則の規定がありません。罰則の対象になっているのは自賠責保険だけなので、とにかく最低限自賠責保険には加入しておかなければなりません。

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