死亡事故を起こしても、以下の項目に該当する方は不起訴や執行猶予になりやすいので、実刑にならない事がほとんどです。

  • 今までに前科がない。
  • 事故当時に救護義務や警察への報告義務を怠っていない。
  • 死亡事故を起こした事を反省している。
  • 被害者・遺族への謝罪を済ませている。
  • 被害者・遺族との示談交渉が済んでいる。
  • 被害者・遺族から厳罰を望む上申書が提出されていない。
  • 飲酒運転・危険運転(※1)による死亡事故ではない。

(※1)危険運転に該当する行為には、アルコールや危険ドラッグの服用の他にも、副作用で眠くなる薬を飲んだ場合や寝起きで頭がボーっとしている状態で運転をする事も含まれます。

死亡事故を起こしても加害者に落ち度がないと認められる場合には不起訴になる事がありますが、それ以外の場合は良くても執行猶予付きの判決になる事が多いです。

執行猶予付きの判決とは?

ニュースでアナウンサーが「○○事件において、□□裁判所は、被告人に対して執行猶予●年、懲役■年の判決を下しました・・・」と放送しているのを聞いた事があると思います。

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この時の執行猶予と言うのは、懲役や禁錮などの実刑を受ける前に一定の猶予期間を与えるから、その期間中をきちんと反省して何事もなく生活していれば、わざわざ刑務所で更生させる事はありませんよ、と言う意味です。つまり、執行猶予が出れば前科はつきますが、ひとまず刑務所に入らずに済むと言う訳です。

但し、執行猶予期間中に罪になるような事をすれば、その時点で執行猶予が取り消されて実刑がスタートする事になります。

死亡事故を起こした後に逮捕される人と逮捕されない人がいる理由

まず逮捕についてですが、逮捕とは被疑者が逃亡しないように強制的に身柄を拘束する行為の事で、逃亡の可能性が極めて低い人は逮捕されない事が多く、それ以外の人は警察や検察によって逮捕される事があります。逮捕されたとしてもその時点では罪は確定していませんので、逮捕=犯罪者ではありません。

芸能人やアナウンサーなどで全国的に顔が知れ渡っている人が死亡事故を起こした場合には逃亡の可能性が少ないので、逮捕されずに書類送検で済まされる事が多いです。逆に一般人の場合は身を潜めやすいので、逮捕されて最大72時間の拘束を受ける事があります。

逮捕から72時間後には釈放されるようになっていますが、場合によっては釈放後に再び逮捕される事もあります。

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