高速道路を走行中に積載物を道路上に落下させてしまうと、交通反則行為として高速自動車国道等運転者遵守事項違反が適用されます。違反点数は2点で、普通自動車の場合の反則金は9000円となっています。

反則金を納めなかった場合の罰則は、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金となっています。

違反点数 反則金
通常 酒気帯び 大型・中型・大特 普通 二輪 小特・原付
0.15mg以上
0.25mg未満
0.25mg以上
2点 14点 25点 1万2000円 9000円 7000円 6000円

落下物により第三者に被害を与えた場合には、交通反則行為とは別に道路交通法によって「3月以下の懲役若しくは5万円以下の罰金、又は10万円以下の罰金」となる刑事罰が下されます。また、落下物により死傷者が出た場合には過失運転致死傷罪に問われて「7年以下の懲役もしくは禁錮又は100万円以下の罰金」になることもあります。

落下物は落とし主の責任になりますので、走行中に荷物が道路に落下しないように荷台にシートをかけて、ロープやベルトでしっかりと固定しておきましょう。走行する際には遠心力の事も考えて、安全な運転を心掛けて下さい。

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もし高速道路を走行中に積み荷等が落下した場合は、料金所を通過するときに係員に伝えたり、サービスエリア・パーキングエリアの係員に通報してください。別の通報方法としては、非常駐車帯の非常電話から連絡も出来ますし、携帯電話や固定電話から♯9910をダイヤルして通報する事も出来ます。

高速道路における落下物を原因とした実際の事故

高速道路の落下物を原因とした事故の動画を探していた時に、ドライブレコーダーで録画された動画がYouTubeで見つかりましたので、そちらをご紹介します。動画再生時間は49秒です。動画の再生中は音楽が流れますので注意して下さい。

録画された場所は右車線なので海外の映像だと思いますが、追い越し車線を走行してきた車両が落下物を踏んだ後すぐに走行車線側のガードレールにぶつかっています。おそらくハンドルがいきなり右に切れたのでしょう。

高速走行中に障害物をタイヤで踏むと、強力な力が加わってハンドル操作が効かなくなる事があります。今回の事故では、もしかすると落下物を踏んだ瞬間に腕を骨折した可能性があります。

ガードレールに衝突した後は、車が回転しながら後続車にぶつかっています。動画を見る限りは、大惨事になっている事が容易に想像できます。

このように、高速道路での落下物は走行車両にとって大変危険なものです。自動車で荷物を運ぶ時には積み荷が飛散・落下しないように、必ず適切な処置を施して下さい。

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