高速道路では一般道路とは異なる交通反則行為が設けられています。代表的な反則行為には以下のようなモノがあります。

  • 30km以上40km未満のスピード違反
  • 高速自動車国道等措置命令違反
  • 高速自動車国道等車間距離不保持
  • 高速自動車国道等運転者遵守事項違反

30km以上40km未満のスピード違反

通常、スピード超過違反は8段階のレベルに分けてそれぞれの速度範囲に応じた処分内容が設定されています。速度超過の最低レベルは15km未満で、この範囲につきましては高速道路でも一般道路でも処分の内容に違いはありません。

15km未満の他にも、15km以上20km未満、20km以上25km未満、25km以上30km未満も同様に、高速道路と一般道路で処分内容に違いはありません。しかし、30km以上35km未満からは少し様子が異なってきます。

一般道路で30km以上35km未満および35km以上40km未満の速度超過で検挙された場合には、違反点数として6点が加算されますが、高速道路の場合は3点で済みます。

また、一般道路の場合には刑事処分がそのまま適用されますが、高速道路の場合は反則金の納付による刑事罰の免除制度が設けられていますので、刑事裁判手続きを回避する事が出来ます。

40km以上の速度超過につきましては高速道路と一般道路の処分内容に違いはなく、6点の違反点数と6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金の刑事罰が適用されます。

速度超過 違反点数 反則金
高速道路 一般道路 高速道路 一般道路
35km以上40km未満 3点 6点 3万5000円 6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金
30km以上35km未満 3点 6点 2万5000円 6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金

⇒高速道路におけるスピード違反の違反点数と反則金

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高速自動車国道等措置命令違反

高速自動車国道等措置命令違反とは、高速道路において警察官が行う道路の通行制限や路肩等を通行する旨の指示・命令に背いて走行する事を言います。

雪の降るような日は、安全の為に高速道路の通行制限措置が取られる事がありますが、命令に背く意思はなくてもスリップやブレーキが効かないなどの理由で交通事故を起こした場合には、交通違反として高速自動車国道等措置命令違反が適用される事があります。

違反点数は2点で反則金はありませんが、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金刑となります。

高速自動車国道等車間距離不保持

高速自動車国道等車間距離不保持は、高速道路において適切な車間距離を保っていない時に適用される事があります。高速道路での適切な車間距離は、一般的に走行スピードと同じメートル数と言われています。

例えば80kmで走行していれば、前方の車との車間距離は80m以上、100kmで走行していれば、前方の車との車間距離は100m以上を目安として考えておくと良いでしょう。

違反点数は2点で普通自動車の場合の反則金は9000円となっています。

高速自動車国道等運転者遵守事項違反

高速自動車国道等運転者遵守事項違反は、高速道路を走行中にガス欠やオイル不足によるエンジンブロー等を起こした場合に適用される事があります。

高速道路を走行する前は、車両の燃料やオイル残量の確認を行い、不足していれば補給をするなどの正しい処置をしておきましょう。

違反点数は2点で普通自動車の場合の反則金は9000円となっています。

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