2013年12月13日の午前0時40分ごろ、奈良県葛城市中戸付近の片側1車線の直線区間になっている南阪奈道路下り線において、タクシーに乗客として乗っていた男性が誤ってタクシーから転落し、複数台の後続車にひき逃げをされる事故がありました。

その時の交通事故の概要は以下の通りです。

事故発生日時 2013年12月13日 午前0時40分ごろ
事故発生場所 奈良県葛城市中戸付近の南阪奈道路下り線
交通事故の発生原因と
事故後の状況
  • 大阪府大阪市で酒を飲んだ71歳(当時)男性がタクシーで帰宅中、嘔吐しようと乗車中にドアを開けようとした所、タクシーから転落。
  • 転落した男性が後続から来た複数台のクルマにひかれて死亡。
  • 男性をひいたクルマの運転手はそのまま逃走。

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警察はタクシーを運転していた64歳の男性を、乗客がタクシーから転落したにもかかわらず、救護せずに放置した疑いで逮捕しました。

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処分の結果

タクシーの車内に設置されていた防犯カメラの映像に、転落した乗客の様子が捉えられていました。

映像の中では転落後の運転手の様子に特に変化が見られなかったことや、聴取に対する供述で「乗客が転落したという認識がなかった」と言っていることなどから、検察は救護義務違反の罪に問う為の要件を満たす事は困難と判断され、嫌疑不十分を理由としてタクシーの運転手を不起訴処分にしました。

ひき逃げをした容疑者の行方

事故現場付近の通行記録から、転落した男性をひいて逃げた2台の自動車が特定されました。最初にはねた自動車の運転手として疑いを掛けられているのは、奈良県桜井市内に在住する25歳の男性で、既に逮捕されて取り調べを受けています。

次にはねたとされているのは大阪府富田林市内に在住する34歳の男性で、この男もひき逃げの容疑者として逮捕され、捜査が行われています。

ひき逃げの罰則

ひき逃げは交通違反の中でも特に悪質で危険な行為として定められている特定違反行為に属しており、基礎点数35点が加算されて一回で免許の取り消しとなります。また、取り消された免許を再び取得できるまでの期間が長く、最短でも3年の欠格期間が設けられています。

刑事責任においても重い罪に問われる事になっており、5年以下の懲役または50万円以下の罰金の範囲で刑罰が下される事になっています。

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