交通事故の治療に労災保険を使って得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 治療費の自己負担金は0円。
  • 治療が終わるまでずっと補償。
  • 自賠責保険の休業補償を受けていても、申請をすれば休業補償の2割を余分に貰える。

治療費の自己負担がない

サラリーマンの方は、会社が労働者災害補償保険(通称:労災保険)を掛けていますので、勤務中に起きた交通事故については労災保険による補償を受ける事が出来ます。

労災保険では、労災保険指定医療機関で行われる治療を無償で受ける事が出来ますので、被害者が治療費を負担する事はありません。

健康保険の場合は被保険者が3割負担する事になっていますので、労災保険で医療行為を受けられる場合には、迷わず労災保険を選ぶべきです。

治療が終わるまでしっかりと補償

交通事故の治療費は、原則として加害者が全額負担する事になっていますが、損害賠償額が確定していなかったり相手が損害を100%負担するのでなければ、被害者であっても治療費を負担しなければならない事があります。

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しかし、労災保険を利用すれば、ケガの治療が終わるまで無制限に補償がありますので、医療費を気にせずに治療に専念する事が出来ます。

休業補償が余分に貰える

交通事故の治療に利用できる主な保険には、健康保険・労災保険・自賠責保険・任意保険の4種類がありますが、この内の健康保険・労災保険・自賠責保険につきましては保険金の出所が国となっていますので、重複して補償を受ける事は出来ません。

従いまして、交通事故の休業補償につきましても、自賠責保険で受け取った給付金がある時は、その部分について健康保険・労災保険ともに請求する事が出来ません。

ところが、労災保険の休業補償は、一般的な休業補償である保険給付と休業特別給付の2つの給付で構成されており、給付制限を受けるのは保険給付の方だけなので、休業特別給付については労働基準監督署に請求をすれば受け取る事が出来ます。

休業特別給付は平均賃金の2割程度しかありませんが、休業損害が長期にわたるような場合には、生活をしていく上でおおいに役立ちます。

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