車両料率クラスとは、自動車の型式ごとのリスクを4項目・9段階(1~9)で評価した数値のことです。車両料率クラスの値が低いほどリスクが少なく、高いほどリスクが多いと判断されます。

この数値が設定されているのは3ナンバーの自家用普通自動車と5ナンバーや7ナンバーの自家用小型自動車だけです。

上記の自動車以外である軽自動車や大型トラック、改造車・型式不明車・並行輸入車および未発売・発売して間もない型式の自動車には設定されていません。

ただ、軽自動車に関しては今後導入することが決定されているようなので、軽自動車を保有されている方の自動車保険保険料に影響が出るのは避けられないでしょう。

トヨタのプリウスを例に、具体的な車両料率クラスを以下のようにまとめてみました。

トヨタ プリウス(型式:ZVW55)の場合
保険が開始される日2018年1月1日~12月31日
補償内容 車両料率クラス
対人賠償責任保険 3
対物賠償責任保険 3
搭乗者傷害保険 4
車両保険 4

車両料率クラスの値が3とか4という数値になっていますが、これらの数値が自動車保険の保険料を算出する際に利用されます。

傾向としてはファミリーカーが車両料率クラスが低く、スポーツカーや高級車は車両料率クラスが高いようです。

維持費の事を考えると、保険料が少しでも安く抑えられるファミリーカーを選択したくなりますね。

ちなみに、この車両料率クラスの値を設定しているのは料率団体法という特別な法律により設立されている損害保険料率算出機構という団体で、この団体が決定した情報をもとに、各保険会社が保険料を設定します。

車両料率クラスは毎年更新されているので、自動車保険を利用していなくても保険料が上がったり、反対に勝手に保険料が下がったりすることがあります。

人気車種の車両料率クラス

2017年上半期の車名別販売台数ランキング 普通車部門の上位10車種の車両料率クラスは以下の通りです。

順位 メーカー 車種 車両料率クラス
対人 対物 搭乗者 車両
1 トヨタ プリウス(ZVW55) 3 3 4 4
2 日産 ノート(ZE11) 5 4 4 3
3 トヨタ C-HR(ZYX10) 4 3 4 4
4 トヨタ アクア(NHP10) 5 5 5 4
5 ホンダ フリード(GP3) 4 4 4 4
6 日産 セレナ(VNC24) 4 3 5 5
7 トヨタ シエンタ(NSP172G) 4 4 4 4
8 トヨタ ヴィッツ(SCP90) 4 5 4 3
9 ホンダ フィット(GP6) 3 4 4 4
10 トヨタ ヴォクシー(ZWR80G) 4 4 4 5
※保険が開始される日が2018年1月1日~12月31日の時の車両料率クラスです。
※型式は2017年12月21日時点での最新版としています。

人気車種の車両料率クラスは逸脱して低かったり高かったりがありませんでした。平均すると大体4ぐらいになっています。

車両料率クラスが1上がると保険料が約2割増えると言われているので、自動車購入の際にはこれらの数値も含めて総合的に考えると良いかもしれません。