自賠責保険と任意保険の両方に加入している自動車で事故を起こした場合、適用される保険の優先順位は以下の通りです。

  1. 自賠責保険
  2. 任意自動車保険

まず先に加害者側の自賠責保険から保険金が支払われます。この自賠責保険の補償範囲では賠償しきれない時は任意自動車保険から保険金が支払われます。

任意自動車保険でも賠償しきれない部分は当事者の自己負担となります。

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過失割合によって支払われる保険金の減額率

自動車事故で保険会社から支払われる保険金の額は、一般的に被害者と加害者の過失割合に応じて変わります。

女 右 ピンク

これはあくまでもイメージとして考えてもらいたいのですが、例えば被害者からの損害賠償額請求が100万円で加害者の過失割合が6割なら、加害者が負担する損害賠償額は60万円なので保険会社は加害者に60万円を支払うというものです。

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もし、被害者からの損害賠償額請求が100万円で加害者の過失割合が7割なら、加害者が負担する損害賠償額は70万円なので保険会社は加害者に70万円を支払うというものです。

任意自動車保険は営利を目的とした保険商品ですから、お客さんの過失割合が低いほど支払う保険金額も少なくて済むので、過失割合に対してシビアに対応を行います。

その一方で自賠責保険の場合は被害者の救済を大きな目的としているので、被害者に重大な過失がある場合のみ保険金の減額対象となり、さらに過失割合が7割以上でなければ減額にはなりません。

【死亡または後遺障害事故の場合の減額率】
過失割合 減額率
任意自動車保険 自賠責保険
0~7割 0~70% 減額なし
7~8割 70~80% 20%
8~9割 80~90% 30%
9~10割 90~100% 50%
【傷害事故の場合の減額率】
過失割合 減額率
任意自動車保険 自賠責保険
0~8割 0~80% 減額なし
8~9割 80~90% 20%
9~10割 90~100%
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